ビバ、バザー

毎年、この時期の年中行事、バザーのシーズン到来です。

九月五日は、ナンチャッテ高校の文化祭がありました。
何度も自慢めいたことを言いますが、私は、かつて、ここのバザーで、超掘り出し物にめぐり合ってしまったのです。
ヘレンドのボンボンケースを300円で買ったのです。
以来、ナンチャッテ高校のバザーは、絶対にはずせなくなったのでした。


10時開場で、15分前には列に並びました。今年は、どんなお宝が隠れていることやら。もうウキウキです。
生徒たちも列に並んでいましたが、彼らのお目当ては、PTAが売り出す「サーターアンダギー」なので、ナンチヤッテの目指すものとは違います。ですから私の前にどれだけ生徒が並ぼうと、痛くも痒くもありません。ライバルは、列の先頭に陣取る数人の父兄と、なぜか数人の教師。負けてはおられません。


時間通りに開場し、怒涛のように流れ込みました。
先ずは、大局を眺めることが大切。
つい、手近なところのコーナーで滞ってしまいがちですが、もうバザー参加歴10年にもなると、そんな初心者的な行動はとりません。


ところが、今年はどうやら供出品お願いの連絡が行き届いていなかったのか、出品数自体が少なめでした。
それでも、ナンチャッテは四点お買い上げ。
そのうち三点は、来月開催予定の地区の小学校のバザーに供出するための、ちょっとかわいい系のグッズです。
ナンチャッテの住む地区は、毎年、地区の小学生のお母さん方が、一軒一軒回って供出品を集めるのです。文字通りの、一軒一軒です。そんな労力に、「何も無いです」といってお引取り頂くような無慈悲なことはできません。
実際にやってみると、よくわかります。すんごく迷惑そうに「そんなもん、ないよっ(ケッ)」と言われると、けっこう凹みます。(ケッ・・・は実際に発言されるわけではありません)
一方で、私が小学校のPTAで役員をしていたとき、わざわざこの日のために一年がかりで供出品を貯めておくのだというご家庭もありました。やっぱり嬉しいです。


今年は、ナンチヤッテ高校のバザーはちょっと残念な結果でしたが、その分、来月開催予定のナンチャッテ小学校のバザーが余計に楽しみになってきました。
ちなみに、ナンチャッテのイチオシは、入浴剤と、靴下です。特に、お父さん用のビジネスソックス(トラサルディーとかバーバリーなど!)は、一足100円くらいで売っています。
しかし、ライバルも多いです。そこが、バザーの醍醐味でもあり、難しさでもあります。靴下・入浴剤を捨てて、第二志望の雑貨系を狙うか。それとも、そろそろ新しいのに変えたいと思っているファブリック系(バスマットとか)にいくか。


バザーの話題になると、つい力が入ってしまいます。