お正月仕様に変更しました

クリスマス前ではありますが、先日、店のショーウインドーに立てていたクリスマスツリーを撤退させて、お正月仕様に変更してきました。
南天と、赤い椿を花瓶いっぱいに投げ入れしたものをショーウインドーに飾り、縁起物の午の干支を五種類飾り棚に置き、その前に黒の長折敷を敷いて、こちらも縁起物の末広の皿を五枚並べました。
クリスマスの賑々しいデコレーションから一変して、和を意識した静かなお正月を表現してみました。


一方、店の正面のテーブルには、お正月の花を水盤に活けたシーンを再現中です。
花はカトレア、ネコヤナギ、紅梅と白梅、千両(すべてフェイクです)です。
年も押し詰まったら、例年通り、本物の枝ものとお花に変わります。
四半世紀以上、お正月には店先にお正月の花を飾ってきました。それで実感したことは、生のお花の持つパワーです。
お生花がショーウインドーに飾られていると、道行く人は、嬉しいことに、必ずといっていいくらい、ウインドーに目をとめていってくれます。
今年のお花も気合入れて飾りますっ。


通りから店を覗いたとき、商品の値段が見えないとお客さんは不安になりますから、価格の書かれた値段のタグを大きな文字で書きなおしておきました。
ここのところ、数回にわたって、お客さんから
「あら、ここの店って、お高いものぱかりだと思っていたけど、お値打ちのものも多いのね」
というコメントをもらっていたので、
「ナンチャッテ屋は、庶民のお店です」
をアピールする必要性を感じています。


お正月の三が日はお休みします。
晦日とお正月の三が日は、カーテンを閉めずにショーウインドーと店内の電気をつけて、道行くお客さんに、店の中を見ていただく予定です。