ズバリ、商品の見せ方

ナンチャッテ屋は一月四日の土曜日から営業開始予定です。
今は、店のカギは閉めてあるけれども、カーテンを開けて、店内の電気をつけて、神社を参拝する方々に店内を見ていただいております。ちょうどヨーロッパのお店がそうですよね。店は閉まっているけれど、中の様子が外から見えるようにショーウインドーを美しく飾ってあります。おこがましいですが、あれを意識しております。


通行するみなさん、気を留めてくださっているようで、ちら見の方、じっくり見の方、ガラスに張り付いて見てくださる方など、注意を払ってくださっている様子に、ナンチャッテ屋一同、とても喜んでおります。


さて、一月のレイアウトですが、ショーウインドーに飾った今年の干支の午には、まず撤退していただきます。新年に入って干支を新たに買う人は、まずいないでしょうから。
「午」がいたところには、ちょっと早いですが、節分を意識して「鬼」の置物がふさわしいでしょう。
店の正面の飾りテーブルには、現在、お正月の花が水盤にいけてありますが、これも数日後には何か他の商品に変えていかなければなりません。新年を感じさせるお抹茶茶わんと菓子器はどうかな?


ナンチャッテ屋が名実ともにリニューアルした去年の八月から、丸五か月経ちますが、商品が売れる条件は、商品のティスプレーの仕方次第だということを実感しています。
リニューアル以前には年に数個しか売れなかった商品が、ディスプレーを変えたとたんに、一か月で一年分くらいは買っていただけるようになったのを見れば、一目瞭然です。
飾りテーブルの威力は、侮れなくて、ここに出た商品は、それなりに反応があります。


難しいのは、ずばり「見せ方」です。
お客さんは、いろんな種類の中から選択するのが楽しみなんだけど、逆に種類が多ければ多いほどいいかというとそうでもないみたい。ナンチャッテ屋の場合、例えば急須にしてみても、50種類以上も出しているんだけど、これだけの数は必要ないな〜と思っています。必要以上にお客さんを悩ませている気がします。
値段やデザインや大きさのバリエーションを作って10種類くらいに絞ったほうがいいのかもしれないね、と現在妹と相談中。
試行錯誤が続きます。が、確実に手ごたえを感じたこの半年でした。
今年は、もっと改善を加えて、「気軽に見て行っていただけるだけで十分です!」のオーラが出せるようなお店にしていきたいです。