遠路はるばる

昨日は、なんとお客さんが四組も来てくれました。
これは、ナンチャッテ屋としては破格のご来店者数ともいえます。しかも、人数的には八人ものお客様だったのですっ。むなしくゼロ人という日も、あるのでございますよ・・・・


そのうちの一組のお客さんは、四人組のお客さんでした。
ナンチャッテが、目ざとく、このグループの醸し出す垢抜けた雰囲気に気づいて、
「どちらからいらしてくださいましたか?」
と聞いたら、
「東京です」
とのお答えでした。
こういっちゃなんですが、前の戦争で焼け野原となってしまった東京には、さすがにナンチャッテ屋ほど古い構えの店は、ま〜んず無いでしょう。
ファッショナブルなたたずまいの四人組(そのうちの二人は若い!)が、古くて寒くて狭いナンチャッテ屋に入ってきてくれるだけで、店の雰囲気が明るくなりましたよ。
いろいろ不思議そうに店の中を探索していってくれました。
毎度あり〜!


実は、時々東海道筋を「歩いて!」いらっしゃる東京のお客さんが、ナンチャッテ屋で足を止めていってくれます。
たいていのお客さんは、あまりの店の古さと在庫商品の多さに驚いていかれます。
「こんなお店が東京にあったら、一週間で空っぽになるわねえ」
と、お世辞も交えて感想を述べていかれます。
・・・東京にワープしたいっす・・・