年功序列の社会の縮図かも

学校生活も半月が過ぎました。
ナンチャッテは、年は取ってても、一応は新入社員ということで、なんだかんだと雑用・・・といっては語弊がありますが、実質、雑用が舞い込みます。
で、大体毎日八時過ぎまで仕事をしています。


それで気が付いたんだけど、毎晩遅くまで残っているのは、教頭先生と、新卒と新米の教師だってこと。
40〜50代のベテランは、ほとんど残っていません。
これは、仕事がめちゃくちゃ早いからのか。
それとも・・・仕事自体がないのかのどちらかなんじゃないかと、ナンチャッテなんかは下司の勘繰りをしてしまいます。
というのは、居残り組は、決して教材研究のために、居残りしているのではないからです。もしも、経験が浅くて授業の準備が追い付かなくて居残り・・・なら、経験不足による仕事の進捗の遅さが原因、ということになりますが、私を含めて新米組は、まあ俗にいう「雑用」をしているからです。
時間的余裕のある人が、きっちきちの新米君の仕事を、少しでも肩代わりするという発想は、この世界には無いようでした。
きっと、そうやって自分も新人事態を乗り越えてきたので、なにも疑問に思わないのかもしれません。


それと、一番疑問に思ったことが、備品管理。
ナンチャッテに支給されたノートパソコンのマウスは、故障のマウスでした。それで、申し出たら、新しいのはない・・・との返答でしたから、ナンチャッテは家のあったものを使っています。で、故障のマウスをゴミ箱に捨てようとしたら、
「ちょっ、ちょっとまって!」
と、大変驚かれてしまいました。
「これは、学校の備品ですから」


でも、壊れた備品を残しておく意味があるのかなあ?むしろ、これがあると、正常なものと故障のものが混じって、来年、またパソコンのマウスを次の人に渡すとき、都合が悪いんじゃないの・・・?
備品関係の疑問は、ほぼ毎日実感しています。
簡単に捨てられないのが、学校の備品なんです。


もう一つ、どうしても理解できなかったのが、時間割変更を依頼するときに使った、「依頼用紙」をずっととっておく理由です。
もうすでに用を終えて、授業変更も済んで、一覧表に書き込まれ、しかも、その日の授業が終わったもの・・・はっきり言って一年前の依頼書まで、大切に保管されているって、ドーユーコト?
「これ、捨てていいですか」
の答えは、
「大切にとっておいてください」
でした。で、大切に机の引き出しに入っていますが、どういう点で大切にしなければならなのか、わかりません。


今日のブログは、愚痴っぽくなってしまいましたが、やっぱ学校というところは、ちょっと効率がわるいなぁ・・・というのが、外部から見た実感です。