しだれてみました

店のデコレーションは、クリスマスを飛び越して、お正月一色になりました。
来年の干支の未は、青磁で二つのパーションを用意しました。
箸置きも羽子板や熨斗など、おめでたデザインで店先のテーブルを彩ってあります。
店の扉のガラス戸には、、門松シールを貼り、天井からは、めでた尽くしのデザインのモービルを5つ吊り下げてみました。


考え付く限りの「お正月」を演出したつもりでしたが、な〜んか今一つ、迫力ってもんが足りません。
表情が硬いというか、まじめすぎるというか、動きがないというか・・・


で、紅白のしだれ梅(フェイク)を一束買ってきて、花瓶に投げ入れで飾ってみました。
「これだっ」
と思いましたね。
植物は、下から上へ延びるばかりが能じゃない。
下から上へは、伸びやかさ、力強さ、健やかさ、凛とした気高さを表現しています。
上から下へは、しだれる物にしか出せない、動きとか豪華さとか華やかさが表現されます。


なんだか一気に華やいで、お正月気分満載のナンチャッテ屋となりました。


しだれ梅のおかげかどうかわかりませんが、早速、本日は未の干支をお買い上げいただけました。