分掌の天国と地獄

新しい勤務先の高校では、「特別活動」という分掌に配属されました。
生徒会活動と連携して、球技大会・体育大会・文化祭とかの活動と、生徒会新聞の発行などの仕事があるそうです。


ナンチャッテの以前の学校での配属が教務部で、担当していた仕事が時間割担当。
しかも、時間割変更だけではなく、生徒に知らせるための「時間割黒板」への毎日の記入も、ナンチャッテの仕事でした。

ちなみに、たいていの学校では、少なくとも、毎日の「時間割黒板」を書くのは別の人の仕事だというじゃありませんか。
「時間割変更」というのは、ほぼ90パーセントの先生が「絶対に担当したくない仕事」だというのです。まあ、生まれて初めての教員稼業だったため、これらの仕事を、いかに体よく押し付けられていたのかを知らずに一年間やってしまいましたが、今なら言える。
「これは、オバサンへの嫌がらせなんじゃないか」と。


今回の学校では、毎日時間割表を見て、コマを動かす必要もなくなり、初めて職員室で自分の机に向かって「教材研究」する時間ができました。
それと、去年と同じく、一年生の担当になって、本当に助かっています。教科書こそ違いますが、載っている教材の半分以上は、同じ内容のものですから。
ただし、7クラス、17時間の授業担当は相当体力的には大変です。が、そんなもん、慣れればどってことないっす。時間割変更に費やした莫大な時間を考えたら、「屁」みたいなもの。


ちなみに、前任校では今年度、昨年私が一人で担当されていた仕事は、若手の男女の先生が二人で担当することになっていました。
そんなん、当然のことだと思いますよ。あれを一人に押し付けるのは、絶対に間違ってるもんね。


というわけで、昨年頑張った分のご褒美か、ちょっとだけ楽な分掌になって、ほっとしています。


前任校の若い二人、額を寄せ合って、毎日時間割変更に知恵を絞っているうちに、「恋」が芽生えるかも・・・と期待しているナンチャッテでした。