ゴールデンウイークのナンチャッテ屋

二日と三日は、ナンチャッテの売り子としてフル稼働してきました。
去年は本祭りといって、何百年も続く由緒正しい山車が出たのですが、今年は「あい祭り」といって、新しくつくった山車を引く祭でしたから、祭りを見に来る人の人数は去年の半分くらいだったでしょうか・・・


それでも、ナンチャッテ屋に立ち寄ってくださったお客様は昨年と同じくらいの人数でした。
「去年の祭の時に見て、気になっていたので、入ってみました」
と言ってくださるお客様が多くて、うれしかったです。
と同時に、「なぜ、去年、気になった時に、すぐに入ってもらえなかったのか?」
という疑問も。
やはり気軽に入りにくい店の構えなのか・・・


妹の知り合いの、花屋さんが、たまたまナンチャッテヤを覗いてくれた時に、こんなアドバイスをくれました。
「商品の値段は、お客様に見えるようにしておかないとだめだよ」
とりあえずは、ナンチャッテ屋では、店に出してある商品すべてに値段をつけてるのですが、花屋さんがいうには、
「商品の裏側につけているだけじゃダメ。お客さんが手を触れない状態で値段が見えていなくては」
とのこと。
早速、アドバイスに従いました。
そうだよね〜。値段がわからないと、怖くて商品に手も触れられないってこと、あるもんね。


おかげさまで、ナンチャッテ屋のリニューアルを開始してからというもの、二年目かくらいから確実に手応えを感じながら商売しております。
一番うれしかったのは、小学生のお客様が来てくれたこと。
「わ〜、これかわいい」といって、ガラスの箸置きを自分のお小遣いで買って行ってくれた女の子や、「かっこいいね」といって、兜の箸置きを買って行ってくれた男の子など。自分のお茶碗を真剣に選んで行った子もいました。


楽しい、おもしろい、安い。
これをモットーに、ナンチャッテ屋では、商売していきます。