七月から?

五月下旬から、30度を超す猛暑が連日続きました・・・
「公署」はどこでも同じなのかも知れませんが、高校でも、いかに暑かろうと湿度が高かろうと、職員室に冷房が入るのは七月に入ってからというのが決まりなんだとか。
「公署」の決まりですから、というのが、うだる暑さに悶える者たちへの切り札のように言われています。


暑かったです。


今どき、七月になるまで冷房禁止なんていうルールが存在してもいいのかと激しく疑問に思います。
それじゃあお聞きしますが、国会といえば「公署中の公署」。あそこでも、七月までは、たとえ35度を超すような猛暑といえども、うだりながら仕事してるんでしょうか。
百歩譲って、当県の議会は、うだりながら案件を審議しているのでしょうか。
一万歩譲って、当県の教育委員会では本当に七月までクーラーをつけていないのか?
ぜひともお聞きしたいです。
もし、「そんなこと、公署ですから、当然です」との答えがあったら、ナンチャッテとしては金輪際、職員室で「暑い」だの「寒い」たのの文句や愚痴は一言半句たりとも申しません。
いや、むしろ率先して、
「皆さん、お忘れですか。われわれ教員は、公務員なんですよっ。公僕として、善良な市民のおさめる血税を、あたらクーラーなんぞに消費してもいいと思っておられるのですか。暑いだの、寒いだの、そのような甘えは一切捨てるべきではないのですか」
と、朝の職員会で発言してもいいです。


先日は、こんなことがありました。
県教育委員のお二方が、わが高校へと視察に来られました。
どこでも同じでしょうが、一様に上の方々(長という肩書をお持ちの方です)が、臨戦態勢ともいうべき張りつめ方で、数日前からせわしく動き、生徒たちには余分な掃除もあり、下々のものにとっては、迷惑千万な、あの視察です。
その視察に来られた教育委員の方の服装に関して、一言、苦言があります。


くそ暑さの中(表現が下品で申し訳ないが、確かにくそ暑かったのです)、ネクタイこそしていなかったものの、長袖のワイシャツのボタンをきっちり締めた『へんなおじさん』服で来られました。
ワイシャツにボタンをするなら、ネクタイがいるでしょう。
上のボタンを開けるなら、ワイシャツはNGでしょう。
世の中これだけ「クールビズ」の時代に、なんか妙に逆境していませんか。


いっそのこと、思いっきり毛脛を出したハーフパンツにアロハシャツとか・・・、その勇気がなければ半袖のポロシャツにゆったりとしたリネンのパンツというくらいのクールな服装をしてほしかった。
というか、上のものが範を垂れない限り、現場の教員で、そういう本物のクールビズファッションをやれるはずないじゃん。
そういう「範を垂れ」に学校訪問してくれるなら、みんな大歓迎すると思うんだけど。