茄子

この夏は、例年になくナスを食しました。

ほぼ毎日食卓に上っています。

一、揚げ茄子
二、茄子の煮物(胡麻油と砂糖と醤油の懐かしい味)
三、夏野菜のスープ(トマト・茄子・ズッキーニ・玉ねぎ・茗荷・・・などの夏野菜ベースのスープ)
  スープの味付けは、トマト味・カレー味・塩味・ビーフシチュー味など、なんでもOK。
四、蒸し茄子
五、味噌汁の具
六、茄子と豚肉の炒め物
七、茄子とササゲとミョウガとハムの春巻き
八、茄子の漬物
・・・など。


野菜はJAで買っていますので、とりたてで安い茄子が手に入ります。
JAの特徴は、近所の農家の方が取れたものを出品するので、一斉に季節の野菜が店頭に並ぶところです。
当然価格もお安いです。
その代わり、バナナとか、グレープフルーツとか、レンコン(時々はあります)とか、そのあたりの農家が作っていない野菜は手に入りません。


以前、外国人の夫婦が物価の高い日本で、いかに食費をやりくりして豊かに異暮らすかを書いた記事を読んだことがあります。
その中の極意の一つが、季節の野菜を使い尽くすというものでした。
形の不ぞろいなクズ野菜といわれるものを一バケツ100円とかで買います。
例えばジャガイモの季節ならジャガイモを使ったさまざまな料理を試し、ジャガイモを極めると書いてありました。
それって、すごく面白いかも。


以前、毎日30品目の食品を食べるといい、と盛んに言われていた頃、新聞の投書欄にこんな記事を見つけたことを思い出します。
「私が子供のころは、発がん性物質として騒がれているワラビを毎日毎日、山にワラビが出てくる限り毎日食べていましたが、誰一人としてガンになっていません」


自然の摂理に逆らわず、季節の野菜をいただくのが、実は一番健康によいのかもしれませんね。