とうがらし

先週のNHKためしてガッテンでは、唐辛子を取り上げていました。
あの、ぴりぴり辛いだけの唐辛子が、平気で丸ごと食べられるようになるという「すご技」が披露されていました。


唐辛子、畑で取れたばかりのものなら、辛くないのだそうです。
乾燥すると辛くなってしまう理由は、次の通り。
中の種がくっついている「胎座」というところが辛さの正体で、乾燥すると唐辛子全体に辛み成分が行き渡ってしまうんだそうです。
一般的に私たちは、乾燥して全体が辛くなった唐辛子しかしらないけれど、そこから辛味を抜くと、とても美味しく全部を食べられるようになる、らしい。


辛味を抜くのは焼酎。辛み成分はアルコールに溶けやすいので、それを溶かしだしてしまえばいいのです。


昨日、山ほどの唐辛子を貰ってきました。
秋の夜長のつれづれに、ひとりでせっせと唐辛子の種を抜く作業に精を出しました。
うちでは唐辛子を料理で使うといったら、せいぜい一つをハサミで輪切りにしてちょっとしたスパイスとしてしか使いません。
こんな山ほどの唐辛子を目にすること事態が初めてです。


いくつかきっているちに、次第に目がちかちかしてきました。
無意識のうちに顔を掻いたのでしょう。掻いたところがひりひりしてきました。
慌てて手を洗って、ひりひりしている箇所を洗顔しました。
もっとひりひりしました。
石鹸でよーーーっく洗い流したにも関わらず、指にまだ唐辛子の成分が残っていたのでしょう。洗顔した後、唇や目もヒリヒリしてきました。


こりやかなわんわいと、急いで入浴して全身を念入りに洗いましたが、風呂から出たあとも、ヒリヒリは続き、今朝、恐る恐る指の先を舐めてみましたら、まだかすかに唐辛子の辛さが残っていました。



恐るべしっっっ。唐辛子!